神様と名乗る男



天気のいい日だった。そこに飛び散る鮮血。



「ぐっ・・わはっ・・・」


















そして命のともし火は―――消えた。

















「んーっよく寝たぁ」












そしてまた灯る。






「てっ・・ここはドコ?」


頭を掻きながら少年は呟き辺りを見渡す。周りには雲と蒼い空が広がっているだけだ。


「いい天気だなぁ〜っ・・んー・・・・・んんっ!!?」


少年は辺りの異変に気づいた。本来居るはずの所ではない空に居たのだ。


そして少年は恐る恐る下を見た。






「おっ・・おぉっ・・おぉ!?」




下に広がるのは町。ビルや樹が広がっている。




「なっ・・・どうなってんだ・・?」




少年は腕を組み考える。







それから少したった後少年の陰の上に大きな影が覆い被さる。
「んっ?」

少年は上を見た。






「はっ?」








少年は短く言う。そこには黒い服を着た男が偉そうに立っていた。


「・・・アンタ誰?」




少年は左頬をつり上げた表情を作り男に問う。
「馬鹿者!!俺様に向かって何を言うんだ!!」
男は少年と同じ所に降りその降り際に少年の後頭部ををグーで殴った。
少年は思わず後頭部を抑える。




「いってぇ〜・・・お前は何者・・・じゃなくてアナタサマハナニモノデスカ」
一応敬語で言ったが明らかに棒読みだった。
でもそんな事は気にせず男は








「俺か?俺は「神様」だ!!」








と大声で言った。

「・・・・・はぁ?」

















イイワケ

オリジナル「空色天使」のプロローグです。
本当は公開の予定でしたが小説のヘタたさと設定のつじつまと容量と私の性格(ココ一番重要)でお蔵入り。

こうやってみると懐かしいな〜



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